第21回連続シンポジウム

テーマ

工学教育の世界標準“CDIOイニシアチブ”を学ぶ
~質の高い工学教育を目指して~

開催日時

2019年2月9日(土)14:30~17:00

会場

神戸市ユニティ
〒651-2103 神戸市西区学園西町1 丁目 1-1
ユニバープラザ2F(学園都市駅徒歩1分)
http://www.unity-kobe.jp/

内容

産業界では、技術者育成教育に対して、技術、態度、自発性、創造性、工み、 リーダーシップ、動機づけ、チームワークを身につけることを求めています。 これに応える工学教育改革のために、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)と スウェーデンの3大学が考案した考え方がCDIOです。 CDIOとは、Conceive(考え出す)、Design(設計する)、Implement(実行する)、 Operate(操作・運用する)の略で、「CDIOシラバス」と「CDIOスタンダード」と から成る“CDIOイニシアチブ”と呼ばれるフレームワークによる質の高い教育を目 指すものです。
現在CDIOには、36か国、130以上の高等教育機関が加盟し、工学教育の事実上の世界 標準となっています。高専においても木更津高専、国際高専(旧 金沢高専)を始めと して、今年度には仙台高専、長岡高専、長野高専と津山高専が加盟を承認されました。
日本高専学会技術者教育研究所としても、教育の質を向上させるために、このCDIOに ついて理解を深めるべきと思い、今回のシンポジウムのテーマとしました。

プログラム

14:00~14:30受付
14:30~15:30基調講演1
「CDIO組織と活動について」
Sapkota Achyut(木更津高専)
(日本語での講演です)
15:35~16:00基調講演2
「CDIO加盟に向けた取り組みについて」
松本高志(阿南高専)
16:00~16:15休憩
16:15~17:00CDIOに関するディスカッション
17:30~交流会(参加費(4000円程度)は当日集めます)

申し込み

シンポジウムにご参加される方は電子メールの件名を「連続シンポジウム参加」として,
氏名・所属・ 交流会 参加の有無 を自由書式にて
tkaneda@osaka-pct.ac.jp
宛てへ 2019年2月6日(水)までに送付ください.
日本高専学会事務局(大阪府大高専内) 金田忠裕