イベント・行事のご案内

●理事会

2002年度第1回理事会議事録


日時 2002年8月20日(火)13:30〜18:30
場所 富山第一ホテル 5階 藤の間
出席者 深川、大成、久松、氷室、赤対、山下、町田、米内山、堀江、宮地、久保、梅津、萩原、北野(以上14名)【敬称略・順不同】
記録 北野、町田

  1. 開催校事務連絡(宮地)
  2. 日程の確認
    特別講演1の前に、主管校校長挨拶が入ることになった。
    第1セッションの司会は、「(主)萩原、久松」が行うことになった。
    第2セッションの司会はオーガナイザが行うことになった。
    懇親会に、主管校の副校長(教務主事)と事務部長が参加される。
    第4セッションの司会は「山下、萩原」が行うことになった。
  3. 第8回総会議案の確認
    以下の文言の追加・訂正があった。
    2ページ17行目「20.・・・・・・東京近辺で開催。」の次の行に「21.研究所設立について総会に提案することにした。」を入れる。
    5ページ5行目 「NHK・・・」を「HNK・・・」にする。
    6ページ13行目 「広告 5件」を「広告 6件」に訂正。
    8ペ−ジ「決算」収入の部、会費(賛助)の備考欄 「13件(会員数19)」を「13件(会員数21)」に訂正。
    11ページ14行目 「高専制度研究会を発展させた研究所である。」の前に、「日本高専学会内に高等教育研究所(仮称)を設置する。」を挿入する。
    12ページ2行目 (HNK総会に出席した・・・・)の前の行に「今後HNKとの連携を強化していく。」を入れる。
    13ページ22行目 「(追加)4 この規約は、・・・」を「(追加)5 この規約は、・・・」に訂正する。
    14ページ 予算(案)の事業費の備考欄に収入・支出とも「研究所」の3文字をそれぞれ挿入する。
  4. 第8回総会の運営について
    議長に堀江氏(松江高専)を選出した。
    HNK代表あいさつを、石山氏にお願いした。
  5. 評議員会の運営について
    議長は、立候補がない場合、北野氏が行う。
  6. その他
    1. 2002年度会議予定(案)
      第1回理事会  2002/8/20 (火)(富山商船高専)
      第1回役員会  2002/12/7 (土)(宇部高専)
           12/6(金)、12/7(土)の両日、中国地区テクノサミットが宇部高専で開催される。
           役員会をこの日にあてて、合流する。役員会は12/7の1日で行う。
      第2回理事会  2003/2 未定
           HNKが大分で会合を予定。合流してはの意見あり。または、奈良高専の意見もあり。
      第2回役員会  2003/5 未定
    2. シンポジウムの開催について
      鈴鹿テクノサミットの反省がなされた。
      「長野高専でのシンポジウム開催は難しそうである。」との報告が大成副会長よりなされた。
      第4回をいつ行うか、ペンディング。第2回理事会にあわせて、大分か奈良でどうか?
    3. 次回第9回総会について
      今回規約(会計年度の変更)が改訂されれば、一度7月下旬に開催してはどうか。また土日を挟んでほしいとの意見が評議員会で出された。
          日時:2003、7/28-8/1の週あたりで調整を行う。
          会場:松江高専(会場校担当:堀江氏)
    4. 第10回記念総会講演会について
      平成16年の夏に第10回を迎える。
      東京近辺で行うことは確認されている。基金を作ることについては議論無し。
    5. その他
      • 国立高専独立行政法人化に関する新聞報道について紹介があった。
      • 沖縄高専について、大成副会長から報告があった。

【以下は 3.第8回総会議案の確認の中で議論されたことである。以下、議案書の章に沿って整理した】

I.2001年度事業報告

4.編集委員会

  • 現在、7−3号を編集中。詳しくは編集委員会で。

5.出版委員会

  • 吉田氏(府立)のクラス通信をまとめた書籍を企画、製作中。
  • 教科書については、到達目標を明確化するなど、JABEEに対応する教科書を作成してはどうか。土木分野の場合、専門学校の需要も考慮すれば採算可能。(大成)
  • 技術者倫理の教科書は必要(梅津)。
  • 全学科横断の教科書(一般科もしくは専門共通)は採算可能(山下)。
  • 今年、本格的に取り組めないか(深川) →(仮称)教育研究所に統合してはどうか。

6−1.高専制度研究会 議案通り

6−2.高専改革プロジェクト

  • 高専エリートの追跡調査を行ってはどうか。
    卒業生を分析することから、高専制度の姿が見えてくる。
    たとえば、出身校による相対化・差別化(大学や高校などに比べ)が起こらないのは何故か。
    HNKとの連携が必要。(7−1.)
  • 高専制度の優位性の自覚が必要。(高専は大学の予備校か アエラ020805)
    企業からの評価と教員内部の評価のミスマッチ。(大学と同じ教員体質に由来する自虐的評価)
  • 高専制度の問題点との決別の機会の可能性(独立法人化報道 朝日020820)
    校長専決体制との取り組み方

6−3.創造製作研究会
  5.とともに議論。   →(仮称)教育研究所に統合してはどうか。

6−4.水・環境技術研究会

  • 学生中心の研究発表に。相対的に企業側の発表件数が減少。
    発表の内容が問題。企業は利益活動に結びつく発表を期待。

6−5 沖縄高専プロジェクト
(議案書の記述に対し、)高専学会の果たした役割に関する総括が必要(深川)。

◇補足説明(大成)

  • 橋本内閣時の、米兵による女子児童暴行事件、普天間基地移転問題に端を発する。
  • 当時の動きの中心は、橋本首相、野中官房長官、太田知事、岸本名護市長。
  • 沖縄高専の学科構成およびその背景には、メディア情報系(金融特区)、生物資源(沖縄の独自性)に加え、機械系(就職事情の悪さ)などが考慮された。

◇現在の問題点

  • 北部(名護市中心)の地域振興策に対し、沖縄本島中心地域を形成してきた南部(那覇市など)の巻き返し。それが「沖縄先端技術大学院大学」として現実化してきた。(中心は尾身前沖縄開発庁長官)。
  • 結果的に沖縄高専の未来像があやふやになってきた。
  • 高専学会として、どのように取り組むか。2004年度から積極的にタッチする。そのためには2003年度には活動を始める必要がある。
  • 九州の校長会は全面的に協力する体制(梅津)
  • (仮称)教育研究所のテーマとして取り上げる(大成)
    一つの高専の誕生、成長を記録しうるチャンス。卒業生の追跡(6−2.と関連)
  • 「沖縄高専のスタッフがある程度そろった段階で、日本高専学会がシンポジウムを開く。久しぶりにできる高専なので大切にしたい。高専が創設されて、その後どうなるか、追跡調査することが必要」との意見が出された。

6−6 シンポジウムの開催

◇鈴鹿テクノサミット(2002年7月)の経緯(大成)

  • 本会の提案によりスタートしたが、鈴鹿高専の意向に沿う形になった。
  • 上からの指令ではなく、高専教員が主体的に関与した。企業を除き、全国から高専関係者115名の参加が得られた。

◇問題点(大成)

  • 地域連携に関し、国専協には対応する部署が無い。(中央不在)
  • 全国各地区をブロック化し、推進会議を作って、地方で継続する方向を探る。
    次回は宇部、釧路が候補地。
  • 各高専間のギャップは大きく、上からの働きかけでは埋められない。
  • 一方、財政的裏付けとしては、博報堂教育財団の支援が考えられる。
    →推進会議の中に、高専学会のメンバーが入ることで、実質的に全国展開する。

◇現状分析

  • 近畿ではブロック化の方向(11月にセンター長会議開催)。中国、九州地区は先行。
    ex.) メール会議(中国地区) 宇部における地場中小を支える実践例など
         →鈴鹿で、全国高専のメーリングリスト化
  • 鈴鹿(井上)にテクノサミットの総括・資料公表をお願いする。
         →総会発表の中で、鈴鹿・井上氏が公表の意向を表明。
  • 余談として、1県1高専の地域は活動低調。
    ex.) 一関高専 県の地場産業振興センターを支援。現在は低調。

7−1.ヒューマンネットワーク高専との交流
     P12.参照。今までは挨拶程度であったが、関係を強化する必要。
     卒業生も学校に無関心。 ex.) 同窓会組織のない高専も多い。

7−2.基本方針(10ヶ条)のリーフレット作成
    『創造教育』3号に同封? →時期的に無理。また『創造教育』は全教員には配布しない。
1万部印刷した。今回の総会に300部持ってきた。残り9700部が印刷所に置かれたままになっているので、これの配布方法について議論し、以下のように決定した。

  • 会員がいる高専については、会員宛に全職員分を発送し、配布してもらう。
  • 会員のいない高専については、とりあえず様子を見る。
    →その後、深川会長より、会員不在校も含めて全高専教員への配布が指示された。リーフレットの印刷引き取り、送付作業は事務局(神戸)で行うことになった。

8−1.会員数と分布 議案通り。

8−2.学会誌関係
     広告件数 訂正あり(前に記載)

9.奨励賞選考結果 議案通り。

II.2001年度決算

  • 会費の督促をきちんと行うべき(堀江)。
  • 広告収入が少ないのは何故か。請求してないのではないか(大成)。
  • 会費の督促は9月以降に行う。督促すると会員が減少する傾向がある。
    広告の中には、会計年度の関係から今後、振り込まれる予定のものもある。
    コーワテクノの特別分は当初予定の30万円は終了している(町田)。
  • 支出の部、来年度からは「奨励賞は事業費」「学生への謝礼は予備費」から支出することにする(深川)。

III.2001年度 会計監査
  議案通り 中村会計監査のメールを読み上げる。

IV.2002年度事業計画
  議案通り

7−3.趣旨説明(大成) 社団法人化を目指す
正式名称を「技術者教育研究所」に決定(8/23)。

8−2.
HNK担当理事として、豊田高専の高橋氏にお願いすることに決まった。


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