2025年度 理事会 体制
会長
金田忠裕(大阪公大高専)理事
宇野宏司(神戸高専)江原史朗(宇部高専)
桑川栄一(近大高専)
権田 岳 (米子高専)
鈴木昌一(鈴鹿高専)
武長玄次郎(木更津高専)
辻元英孝(大阪公大高専)
出口智昭(有明高専)
松本高志(阿南高専)
吉本弥生(岡山県立大)
監事
小泉卓也(宇部高専)挾間雅義(宇部高専)
会長挨拶
日本高専学会 会長 金田忠裕
会員の皆様には、本会の発展のために日頃からご協力とご支援を賜り感謝申し上げます。
この度、第16期会長に就任しました。前会長の業務を引き継ぎながら、新しい取り組みにも尽力してまいりたいと思います。2025年度は大阪公立大学高専で第31回年会講演会を開催いたします。既に様々なところで利用されている「生成AI」について高専教育の観点から議論を深めたいと思っております。是非とも多数のご参加をお待ちしております。また大阪では2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されていますので、併せて足を運んでいただければ幸いです。
さて経団連が2025年2月18日に発表した「2040年を見据えた教育改革~個の主体性を活かし持続可能な未来を築く~」の18ページに高専に関する記載があります。産業界は高専に確かな専門技術を持つ人材育成として、半導体、数理・データサイエンス・AI、IoT、ロボティクスといった分野の進展に伴い、最新技術を習得できるカリキュラム開発を求めています。特に高専は地域産業を支える人材の供給源としての役割、経済界との連携による地域課題の把握・解決が期待され、地域の活性化に貢献することが望まれています。
6月7日総会後に開催しましたシンポジウムでは「デジタルものづくり」と題して、4件の報告がございました。デジタルツイン、サイバーフィジカルシステムといった先端技術への理解を深めました。会員の皆様の高専で実践していなくても、情報共有することで先端技術に触れることも可能ですし、実際に開始する場合でも、そのハードルが低くなります。これからも日本高専学会が皆様にとって実り多き場を提供できるよう真摯に取り組んでまいりますので,今後とも引き続きご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます.